会社と家で使ってるノートパソコンで、移動の際いちいち電源を切ってたけど、別にシャットダウンする必要がないことに気づいたです(いまさらだけど)。ノートだからふたを閉じればスリープして、開けばすぐに復帰。とっても快適。もうひと月ほどになるけど何も問題なし。リブートもしてないです。さすがUNIX系のOSといったところですね。Mac OS X。
さて、等幅フォントはともかく、プロポーショナルフォントは Mac と Windows ではちょっと違うみたいなので比べてみよう。サンプルは、えーと、japan.* ニュースグループでときどき流れている使い方の末尾についてるものを改造 (ブラウザ上ではおそらく等幅フォントで表示されてると思う。ブラウザの設定によるけど)。
表示に使ったのは、Mac(Osaka)ではOS X + mi、Win(MS Pゴシック)では98 + メモ帳で、フォントサイズを10ピクセル(ポイントじゃないよ)にしてキャプチャした。
MS Pゴシックの方が小さく見えるけど、そういうフォントデザインなんやろね。行間が開いてないのでよけい小さく見える(行間はフォントのせいじゃないけどね)。「誅」の字に限っていえば、両方とも全く同じで、重ねてみたら1ドットの違いもなくぴったりだった。で、文字の幅だけど、
Osakaでは「空白」も含め下5行のいわゆる全角文字がすべて同じ幅というのが特徴で、Macの他のフォントでもこれは同じだった。
でも、これはOSの違いと言うよりフォントの違いみたい。Mac OS X では、Windows形式のTrueTypeフォントも使えるので(ただし、Cocoaアプリでしか使えないらしい)、OS X 付属の TextEdit で1つ2つ試してみたら、全角文字がすべて同じ幅とはならなかった。さらにちょっと困ったことに、同じOsakaでも違う結果になったのだった。
さて余談。MacでもWindowsでもたいがいのアプリケーションでフォントの大きさを変えられるけど、フォントサイズに単位がついてなくて数字だけだったりする(例外もあるけど)。
これは Mac OS X での例だけど Windowsでも同様。ただし、フォントの数字が意味するものは両者では違って、Macではピクセル(ドット)、Winではポイント(1ポイントは1/72インチ(=約0.35ミリ))。えーと、だからxドットのサイズに表示させるには何ポイントにすればいいかというと、解像度(dpi)をDとすると y=72x/D だね。解像度が72dpiなら ドット=ポイントになる…。はっ。Macは今でも画面解像度 72dpi固定のままなのか、もしかして。システム環境設定に画面解像度の項目が見当たらないし。…まあ、設定できないからどうってことはないけど。
さきに
Mac OS X では、Windows形式のTrueTypeフォントも使えるので(ただし、Cocoaアプリでしか使えないらしい)
と書いたけど、Cocoaアプリではない mi や Mozilla からWindows形式のTrueTypeフォントが見える(ちょっと前に試してみたときには全然見えなくて途方に暮れたんだけど)。今回試してみたのは、Mebiusに付属していたSHARP製の液晶ディスプレイ用フォント、"SH G30"(LCフォント)。見やすいと評判のいいフォントのようだ。
miでこれを使おうとすると、フォント名は化けてるわ、表示も化けてる(漢字・かなだけでなくなぜかASCIIも)わで使い物にならない状態だったりする。
見てみると、この変なリクエストしてるのはどうも特定の UAみたいで、Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; Q312461) と名乗ってます。アクセスの際のリモートホストはばらばらなので、個人が作った(あるいは改造した)プライベートなUAではなさそうです。