CGの描き方 / 彩編
書いておかないと忘れてしまうので記録しておきましょう、という感じのページです。1998.12.08.記す。
0. 道具
使ったものの一覧。
- SHARP X68030Compact
- メモリ12Mの無改造マシン。
- SHARP CZ-8NS1
- フラットベッドスキャナ。
- CalComp DrawingPad 33070
- ペンタブレット。
- XScan v0.22
- スキャナドライバ。
ここまではマチエール編と同じです。
- Sai version 0.20e
- 正しい表記は「彩」です。現在開発中のX68用フルカラーペイントツール。KOJIさん制作。
- Cal9100.x Ver 0.10+
- カルコンプタブレットを彩で使うためのドライバ。
彩について少し説明しないといけないでしょうね。上に書いたとおり現在開発中のペイントツールです。特徴として以下の点があります。
- 1ピクセル45ビットの色精度。X68シリーズの画面は6万色(16ビット)なのでこれまでMatierにしてもZ'sSTAFFにしても15ビット(1ビットはマスクとして使用)、MFGEDで16ビットでした。まあ、48ビットカラーのRGBPという変わり種もあったのですが…。
- 大画面が扱える。Matierでも大画面は扱えるのですが、そのうちの512×512の領域をロードして編集、書き戻しという形を取ります。なので、画面のはしからはしまで一気に線を引くといったことができませんでした。彩では画面を縮小表示したところに描き込めるので可能です。
- レイヤーの実装。
- 滑らかな線が引けるペン、美麗なエアブラシ。ペンはいわゆるアンチエリアス処理された線が引けます。エアブラシにしても、まともなものは今までのX68用のグラフィックツールにはなかったと思います。Z'sのは単にドットまき散らすだけだし、Matierにはそもそもエアブラシがないし。
とりあえず目につく特徴はこんなところです。とにかく現在開発中なので、描画アイテムがペンとエアブラシのみの状態ですが、十分使えるツールです。また、タブレットドライバですが、わたしの使っているものは古いので(どうやら現行製品とはY座標方向が逆らしい)、そのままでは使えなかったのですが、KOJIさんとこのBBS上で何人かの方にいろいろと教えてもらった結果使えるようになりました(ドライバのソースを書き換えてアセンブルしなおした専用版を使ってます。バージョンナンバーの+はそういうこと)。ありがとうございます(^-^)。
では、実際の制作手順を見ていきましょう。
Last Updated: 2005.03.16.
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