前の0.9.4 からひと月ほどで出たのかな。今回のはタブブラウズ機能とサイトナビゲーションバーの実装がとても気に入ってます。
タブブラウザっていうのは、今まで使ったことなかったけど、こりゃ便利だわ。こうなると、リンクをクリックすると勝手に新しくウインドウを開く設定にしてあるサイトがさらにうっとおしく感じられるねえ。
サイトナビゲーションバーは、今まで実装してたのが iCab ぐらいのものでしたっけ。HTML文書に埋め込まれた「前のページ」「次のページ」「目次のページ」などのlink要素の情報を利用するものです。link要素については 神崎正英さんのHTML - link要素の使い方を見るべし。
GimpではHTMLでの書き出しに対応してるのを思い出したので試してみる。
どう書き出すかというと、IMG要素をつかわず、表(table)として書き出す。元絵の1ドットが表の1セルになる。各セルに背景色が設定してあるわけだ。
で、上の絵は 36×36ドット、16色を変換したもの。最初は100×100ドットの絵を書き出そうとしたんだけど、Gimpに「マジすか? たいがいのブラウザがクラッシュしてしまうほどでかいHTML文書ができてしまうでやんスよ」とかいわれてしまったので、36ドット角に縮小。CSSに対応させる手間を考えて16色に減色した。
まあ、お遊びにしか使えないかなという感じ。ファイルサイズもPNGとかにした方が多分小さいし。それはそれとして、Gimpの出力はデフォルトでは各セルの中身が空白文字( )だけど、これを色の濃さに応じた文字にしてやれば色の使えない環境でもなんとなく絵に見えたりするのでは、などと思ったり。