upgrade (Vine Linux)
この記事へのリンクOSのバージョンアップ大作戦進行中。なにせ、3つのOSをバージョンアップしようっていうんですから。なにも同時にしようなんて考えなくてもいいのに。
最初は、メビウスノートPJ1-M3に入れてるVineLinuxを1.1から2.0へ。FTPで必要なファイルをもらって来て作業開始。…なんかエラーが出て先に進めないんですけど。いきなりけつまずいてます(笑) チェックしてみたらいくつかファイルが足りないもよう。実は、ディスクスペースの都合で、Windowsで使ってるvfatな領域にftpで落してたのが敗因でした。VineLinux2.0は以前のバージョンと違ってvfatからのインストールをサポートしてません。理由はファイルにシンボリックリンクを含んでいるからです、たぶん。「シンボリックリンク」というのはWindowsでいうところの「ショートカット」、Mac OSでの「エイリアス」と同等のものです。同じようなものですが vfat にはシンボリックリンクを張れないんですね。
ファイルが足りないってばたばたするのもいやになったので、この際だから2.0のパッケージ版を買ってきました。約8,000円。でもインストーラがCD-ROMを認識しないんですな。毎回くり返されるパターンだこと。ネットを回ってみても、メビウスの純正CD-ROMドライブがLinuxから使えたという話は聞いたことないです。高いので買ってはいけないとまでいわれてたりするんですけど(笑)。 しょうがないのでハードディスクのLinux領域にコピーすることにします。ディスクの空きがたりないので、パーティション切り直してWindows領域をちょびっと削ってLinuxの方を増やします。フォーマットしなおしで一旦Linuxシステムがなくなったので、vfatからインストールできる1.1をインストールしなおし。それから必要なファイルをCD-ROMからLinux領域にコピーして、バックアップしていたデータを書き戻してから2.0にバージョンアップ。パーティション切り直しのためにWindows上でデフラグかけたりしたのでめちゃくちゃ時間かかりましたことよ。
それでもいろいろ不調なところがありました。まずEmacsで日本語が化けるのにあせりました。 試しに新しく作ったユーザーの環境では化けないので、落ち着いて考えると、最初にVineをインストールしたときデフォルトでは文字が大きかったので一回り小さいフォントを使う設定にしたのでした。2.0ではフォントが変わってるみたい。Emacsのデフォルトも、私が今まで設定してたのと同じ大きさのフォントになってます。それから、ネットワークにつながらないときはあせりました。よくみるといつの間にかBIOSでLANがDisable(使わない)設定になってた(なぜ?) ほかにもEmacsまわりでいろいろインストール漏れがあったりとか。かんな(日本語変換ソフト)がらみの部分とか足りないものでわかったのは手動でインストールしましたけど、まだオンラインヘルプのファイルとか足りないのがあります。そういえばかんなのユーザー辞書はバックアップしなかったなー。
つぎはNetBSD/x68k。1.1から1.4へ。Oh!X 2000春号の付録CD-ROMに収録のものを使います。でもインストーラにディスクの空きが足りないといわれあっさりザセツ。んだもんで、ハードディスクのドミノ移植を画策。 …つづく。