2003.01.05.現在
B5/オフセット印刷/ページ数未定
牧村ひろみ個人誌。発表済みの作品を中心に収録、ゲストも迎えての本の予定。遅れまくってます。もはや前世紀の遺物状態です。
一応2003年春発行予定ということで。がんばろう。
いつまでもほっといてはいけませんね。自分自身の励みになればと記録をつけてみたり。
さらに1年寝かしてみました。ってだめすぎ。
さてフォントの話の続き。ちょっと前のことになるけど、ついにアンチック体がリリースされました。ただし高いよこれ。1書体で20,000円 (Windows用TrueTypeフォントの場合。Mac用ATMフォントだと 29,000円)。ちょっと手が出ませんです。
はっ。気がつけば1ヵ月以上なにもせずほったらかしだ。いったん緊張がとぎれるとだめだなあ。コミケットの申込書が届いたので書こう…。
コミケ落ちたので締め切りをのばした…。
実は既存原稿(再録予定稿)のスキャンもまだ残ってたりするんだけど、スキャナの取込みもなかなかむずかしい作業だったりする。取込ツールの自動設定だとこんな具合。
細かい階調まで再現してる感じだが、マンガのデジタルデータとしてはひじょーにまずい。ホワイトの微妙な透け具合とかベタの絶妙なムラ模様なんてのは印刷に出てほしくないからね。あと原稿用紙の枠線とかもね。紙の色も真っ白じゃないし。白いところは白く、黒いところは黒く、しかも必要な線は飛んだり潰れたりしない…むずかしいよ、これ。スキャナの能力としてはRGBそれぞれ入力12ビット出力8ビットなので、スキャナの設定だけで完結すれば画質の面で問題はないのだろうけど、なかなかそうはいかない。
水性ペン(いわゆるミリペンというやつ。私は「ピグマ」をよく使ってた)の線はなかなか真っ黒に取り込めなくて、フォトショップで調整したあとでも上の例(メガネのフレームに使用)のような状態だ。まあ、これでも印刷すればそれなりに出るようだけど。スキャナの設定をもっと研究すればミリペンの線も真っ黒に取り込めるようになるのだろうか。
う、1ヶ月ぶりの記録。締め切りといわれる日まであと40日ほどしかないぞ。 とりあえずロゴなど作ってみた。
なんかいまいちというか、上品すぎのような。ちなみにフォトショップで作ったのだけど、どんなサイズでも対応できるようにパスを使って制作しとります。てなこといってないで、さっさとマンガ描かないと間に合わないぞ。
テスト印刷が郵送で納品された。思ったよりもデータがきれいに再現されてる。潰れるかなと思ったところがきれいに出てる。ためしに600dpiレーザープリンタでプリントアウトしてみたものよりきれいな感じ。
利用しようと思っている印刷屋が、データ入稿のテスト印刷サービスをしているので、テスト用データを作ってインターネット経由のオンライン入稿をした。B5サイズ600dpiのグレイスケールデータ2P分でおよそ12メガバイト。転送するのに70分ほどかかったよ。ふう。
さてフォントの話。マンガで一般にセリフに使われてるのは、漢字がゴシック体、かながアンチック体という組み合わせ。なぜこの書体が使われてるのかについては説がいろいろあるみたい。それはさておき、現在手元にはゴシック系のフォントはあるけどアンチック体はない。それで、サーチエンジンでアンチック体を検索してみた。残念ながらパソコンで使えるアンチック体のフォントは存在しないようだ。写植メーカー、モリサワのサイトでアンチック体の書体見本を見つけたけど、これは電算写植の書体見本だった。
しょうがないので、漢字はDFP平成ゴシック、かなはDFP平成明朝(いずれもダイナラブのダイナフォントタイプミュージアム True Type 100 に入ってるやつ)で行くことにしよう。字の太さだけど、漢字・かなともW7でやってみたところ、どうもかなが細く見えるので、かなの太さをW9に替えた。さてどうかな。
時代はでぢたる。だからフルデジタルで制作することに決定。となると既存原稿をどうやってスキャンするか、である。A4サイズスキャナではどうやっても「投稿サイズ」原稿(B4サイズ)は取り込めないなあ。ということでA3スキャナを購入することに。これが終わったら、投稿サイズ原稿を取り込む機会があるとは思えないけど、後のことは後で考えようということで。
さて、個人で買えるA3スキャナなんてまったく選択の余地がなく、自動的にEPSON ES-6000Hに決定。A4スキャナなら1万円ほどで買える昨今、その10倍ほどの値段は高額と思えるんだけど、初めて買ったスキャナが A4フラットベッドタイプ200dpi で14万円ほどしたことを思い出して、それより安いことに笑ってしまった。
それなりにでかい図体だけど、パソコンラックの最上段にジャストフィット。おかげでプリンタ設置予定地がなくなったであることよ。